【S19 最終741位 最終レート1914】鬼火瞑想ルナフロル
はじめに
先月ぶりです、Jinです。
今期はお休みシーズンのつもりでしたが、結局3桁乗せるまで潜ったので構築を残しておきます。
使用伝説は先月に引き続きルナアーラです。先月とは違って毒菱展開の瞑想ルナアーラ構築になります。最後にレンタルを貼ってあります。
TN:Jin → 最終741位 / レート1914
構築経緯
前期の記事にも書いた通り、ルナアーラはスカーフやメガネを持たせて殴る型が一番強いと思っており、今期もこだわりアイテムを持たせて適当に遊んでいた。
しかし、前期に瞑想ルナで結果を残した方が一定数いたり、ルナアーラ仲間のフォロワーさんが瞑想ルナを継続して使っていたこともあり、自分も前期に一度諦めたこの型に再挑戦してみようと思った。
ということで、瞑想ルナアーラを中心にパーティ構築を開始。
この型は相手の処理が遅くなるため毒菱によるサポートが欲しく、毒菱要因としてキラフロルを採用。オオニューラやドオー、ハリーマンも試したが、相手を強烈に選出誘導できるフロルが一番好みだった。ファントムガードを守れるキラースピンも優秀。
残りの枠では、優先的に以下の要素を満たしたいと考えた。
- 毒菱展開が通らない構築に対してもルナアーラをサポートできる
- ルナアーラを見て出てきやすい受け駒(特にディンルー)に強い
- フロルが誘う初手の特殊ポケモンに強く出られる
- 瞑想ルナが簡単に嵌められてしまうグライオンに強い顔をしている
これらを満たすべく、まずはマルスケを盾にデバフを撒け、受け駒を嵌めることもできる電磁波渦カイリューを採用。また、初手に呼ぶハバカミ、黒バド、イーユイ等に対面打ち勝つことができ、グライオンにも音技で強めに出られるチョッキアシレーヌを採用。
※最後の方までチョッキウーラオスを使っていたのですが、ルナアーラ仲間のkuruさんにアドバイスをいただき変更しました。感謝。
以上の4枠でおおよその軸ができ上がったが、グライオンやママンボウ絡みの構築にまだ弱いのと、受け系統やホウオウに強いポケモンが欲しかったため、火炎玉ガチグマとHB炎オーガポンを採用。これで6体の並びを完成とした。
補足として、この並びだとムゲンダイナ、テラパゴス、ルギア軸がツラく、ガチグマや炎ポンの枠に瞑想ラティオスを入れて闘うこともあった。しかし数が少ないのと、ムゲンダイナやルギア軸は、カイリュー、ガチグマ、ルナ or 炎ポンの選出でどうにかなる試合もあったので最終形には入れなかった。テラパゴスは天敵。
個体紹介
ルナアーラ@食べ残し
テラスタイプ: でんき
特性: ファントムガード
性格: ずぶとい
241(228)-x-152(236+)-157-127-123(44)
H:16n+1
S:遅いウーラオスを抜けそうなラインとして準速ガッサ抜き
B:あまり全部
構築のエース。
鬼火が本当に強かった。パッと思いつく限り、コライドン、ザジアン、白バド、日ネク、黒キュレムといった伝説をはじめ、カイリュー、パオジアン、ウーラオス、ランドロスあたりも機能停止に追い込むことができる。コライドンの炎テラスには注意。
攻撃技はシャドーレイのみなので、暁ガチグマ(をはじめとしたノーマルタイプ)にはなんとかして毒を入れたい。回復技のない型なら鬼火だけでなんとか倒せる。
こちらがラスト1体ルナアーラの状態で、ザシアンやカイリューがノマテラしてくると悲しいことになるが、シャドレイワンウエポンで困る場面が滅多になかったので、この技構成で良かったと思う。
テラスは色々試した結果、電気が最強という結論になった。電磁波を拒否して1ターン貰えたり、環境に多いミライドン軸にほぼ全勝できたり、ザシアンのきょじゅうざんを受けながら鬼火を入れられたり。
この構築はルナアーラに全てを託しがちなので、何度も3タテしてもらった。
キラフロル@きあいのタスキ
キラフロル @ きあいのタスキ
テラスタイプ: ノーマル
特性: どくげしょう
性格: おくびょう
175(132)-x-126(124)-150-101-151(252+)
マッドショット / キラースピン / マジカルシャイン / どくびし
うわっきーさん考案のよくいる調整。テラスはキラスピと合わせて宿木黒バドを無効化できるノーマルにした。
相手の襷を削ったところでルナアーラが相手をワンパンできないので、ステロは不要と判断し、マジカルシャインを採用した。この技は結構重要で、初手のコライドンがフロル対面で身代わりを押してくることが割とあり(覚えてる範囲で4回)、マジシャをステロにしていた試合はけちょんけちょんにされた。パオも処理しやすくなる。
単純に初手出しすることもあれば、裏から爆弾として投げることもある。相手の初手が非常に読みやすくなるので、構築に入れているだけで強いポケモンの一匹だと改めて感じた。
カイリュー@ゴツゴツメット
テラスタイプ: みず
特性: マルチスケイル
性格: ずぶとい
197(244)-x-147(148+)-120-120-115(116)
ほのおのうず / でんじは / アンコール / はねやすめ
S:麻痺した準速スカーフイーユイ抜き、相手のカイリューを抜きたい
H:奇数で最大
B:あまりぶっぱ
超絶信頼していた。
ルナアーラとセットでほぼ全試合出した。初手率も結構高かった。
電磁波を撒いてルナアーラをサポートしたり、ゴツメで相手を削ったり、渦で相手を嵌めたり、なんでもできた。
テラスはパオジアンやザシアン、コライドン、白バド意識の水にした。実際結構切ったし強かったと思う。
アシレーヌ@突撃チョッキ
テラスタイプ: ほのお
特性: げきりゅう
性格: ひかえめ
177(172)-84-102(60)-195(252+)-137(4)-83(20)
ムーンフォース / うたかたのアリア / シャドーボール / アクアジェット
調整とテラスは過去の流用。この枠は上述の通り、元々チョッキウーラオスだったが、ラスト20試合で投入した。そのうち13試合で出した。
フェアリー打点が偉く、ウーラオスと違ってコライドン軸にも出しやすいのが良い点。シャドボが警戒されずらく、黒バドが目の前で悪巧みしてくれることもあった。フロルが誘う相手の特殊枠に合わせて初手出ししていくことが多い。
ガチグマ@火炎玉
テラスタイプ: みず
特性: こんじょう
性格: いじっぱり
207(12)-211(252+)-131(44)-58-102(12)-94(188)
からげんき / じしん / ドレインパンチ / ビルドアップ
A:崩し意識の特化
S:4振りチオンジェン+3
HBD:余りを振り分け
受けに寄った構築やグライオンに投げる。テラスはパオジアンや白バドを意識した水。
最初は草分け型を使っていたが、S上昇が生きる場面がほとんどなかったのでビルド型にした。場持ちして使い勝手が良くなった。
オーガポン@かまどのめん
テラスタイプ: ほのお
特性: かたやぶり
性格: わんぱく
185(236)-140-148(244+)-x-116-134(28)
ツタこんぼう / パワーウィップ / こうごうせい / つるぎのまい
S:準速80族抜き抜き
HB:できるだけ硬く
ママングライに強い枠のつもりだったが、グラードン軸やコライドン軸にもたまに出して晴れにただ乗りしていた。
最初はいじっぱりにしていたが、鉢巻パオにワンパンされたのが悲しくてB補正にした。たまに3タテするくらいの強さはあるが、出す機会は少なく、本構築の諸説枠だと思う。
選出パターン
取り巻きに応じて臨機応変にですが、伝説ごとにざっくりと。
相手にノーマルタイプがいればフロルを連れていきたい。鬼火や電磁波を入れたい相手がいる場合、フロルは出さないか慎重に投げる。
対ミライドン
超有利マッチ。環境にとても多いので有り難かった。
勿論フロルから入ることもあるが、基本ミライドンが初手に来るので、ルナアーラを合わせにいくことも多い。
ルナフロルカイリューの3体選出が多め。
対コライドン
五分五分。
炎テラスでなければ鬼火が入れば基本勝てる。
ルナカイリュー + フロル or アシレが多い。
対ザシアン
かなり有利マッチ。
テラスと合わせてルナカイリューがどちらもザシアンに強いので、負けた記憶がほとんどない。よく分からないが一緒に暁ガチグマを出されがちなので、初手フロルで毒を撒きにいくことも多かった。
ルナカイリュー + フロル or アシレ(ウーラ)が多い。
対黒バド
やや有利マッチ。
フロルを見て黒バドが初手に出てくることも多いので、アシレーヌで処理するかカイリューで電磁波を入れにいく。毒よりも麻痺を入れたい。
アシレ(ウーラ)ルナカイリューの3体選出が多め。
対白バド
不利気味マッチ。
ルナアーラで鬼火を入れたり、先にガチグマでビルドを積めたりすれば良いのだが、苦手意識が高かった。
アシレ(ウーラ)以外から3体を投げることが多かった。
対カイオーガ
不利マッチ。
初手のカイオーガ率が100%なので、カイリューで無理やり電磁波を入れて頑張っていた。月の光の回復量が減るのでなかなか辛い。
アシレ(ウーラ)ルナカイリューの3体選出が多め。
対日食ネクロズマ
有利マッチ。結構マッチングした。
瞑想型ならアシパがなければ積み合ってから殴り勝てるし、竜舞型なら鬼火を入れて勝ち。
アシレ(ウーラ)ルナカイリューの3体選出が多め。
対ホウオウ
五分五分。
カイリューで荒らしつつガチグマで頑張りたい。
カイリューガチグマ@1で出す。
対黒キュレム
2回しか当たってないが有利マッチのつもり。
キュレム入りは基本積み展開なので、ルナアーラを先に盤面に置いて鬼火を入れればOK。
対ムゲンダイナ、ルギア
不利マッチ。
ガチグマで破壊を目指すか、TODを狙う展開になる。
カイリューガチグマ + ルナ or 炎ポンが多め。
対テラパゴス
超不利マッチ。
毒菱を踏ませれば勝てるが、相手も毒菱への意識が強いのでそう簡単にいかない。ラティオスとウーラオスを抜いてから勝ち方が分からなくなった。
よく当たるようなら構築を見直すべきだと思う。
選出率一覧
※補足:勝率高いですが、この構築は本ROMとサブROMが両方10000位付近まで飛んでいってから使い始めたという背景があります。一応サブROMも最終3桁でした。
終わりに
珍しく2シーズン連続で対戦をやりましたが、先月とはまた違う型のルナアーラでそれなりに戦えて良かったです。伝説が使える限りは、今後もルナアーラを使い続ける予定です。
ポケモン用のTwitterアカウントがあるので、フォローいただけると嬉しいです。
Twitter:https://x.com/jin_poke11
以上
レンタル
コード:3RNFR2