【S18 最終レート2005 & 2002】こだわりルナアーラ+ディンラッシャムドー
はじめに
初記事になります。Jinです。
軽く自己紹介すると、SVの対戦は2ヶ月に1度程度のペースで取り組んでおり、
- 最高レート2127(S1)
- 最終レート2000↑3回
- 最終3桁↑8回
の社会人トレーナーです。
今回は、伝説環境1シーズン目に、好きなポケモンであるルナアーラを使って2ROMレート2000を達成できたのでその構築紹介になります。
TN:JIN → 最終483位 / レート2005
TN:Jin → 最終539位 / レート2002
構築経緯
自分が対戦を始めたのがポケモンSM時代であり、当時の伝説で見た目も好きなルナアーラを中心にパーティ構築を開始。
始めは、伝説環境初期の頃から注目されていた毒菱+瞑想ルナアーラを使っていたが、
- 超高火力の押しつけ
- 麻痺怯み
- 一撃必殺技
が戦術として流行っている伝説環境において、相手のポケモンの処理に時間がかかるこの戦法は辛いと感じて断念した。
一方で、技範囲の優秀さや特性を活かした対面性能には優れていることから、ひたすら殴る型なら相当通用するのではと思い、今環境最強とされるバドレックスを上から処理でき、単純に殴る回数を増やせるスカーフを持たせることにした。
スカーフルナアーラを動かすにあたって、スカーフを持ったミライドンやバドレックスに強いポケモンが欲しかったので、チョッキディンルーを採用。
ディンルーが苦手なウーラオスやパオジアンに対する引き先となれ、ザシアンやコランドンを含む物理ポケモン全般へのクッション性能が高いヘイラッシャを採用。
物理高火力アタッカーが足りていないため、瞬間火力を出せ全抜き性能も高い鉢巻パオジアンを採用。
以上の4枠で基本となる軸は完成したが、グライオンを絡めたパーティに勝つのが大変だったので、グライオン入りを崩すバリエーションを増やすために、設置技+吹き飛ばし羽休めエアームドを採用。
この5体の並びでは、
という課題があった。この2点を解決できるポケモンを1枠コロコロ変えながら模索していたが、最終的にハッサムやカイオーガとも最低限撃ち合え、汎用性の高いダイススケショカイリューに落ち着いた。
以上で6体の並びが完成し、満足のいくパーティとなった。
個体紹介
採用順に
ルナアーラ@こだわりスカーフ
性格:ひかえめ
テラス:フェアリー
213(4)-*-109-207(252+)-127-149(252)
構築のエース。
環境にいるルナアーラはもともと瞑想型としての認知が強いので、想定外の素早さ・火力で相手のプランを崩すことができた。
ファントムガードを盾にすることで、スカーフと合わせて相手を最低2回は殴れるので、対面での殴り合いなら大半のポケモンに勝てる。
特性貫通の高火力技であるシャドーレイと、高火力かつ3割でCダウンというバグ技ムーンフォースは確定。この2つは技範囲としても相性が良い。
トリックも優秀で、相手の受け駒を機能停止させることでイージーウィンできる試合も多かった。
3枠で技構成が完結するポケモンなので、残りの一枠は受け寄りのパーティに対してTODを仕掛けやすくなる「眠る」を採用した。月の光も悪くないが、グライオンにトリックを入れた後に、毒を回復しつつ体力MAXのルナアーラを作れるのはTODの観点で強いと思い、眠るを選んだ。
この型のルナアーラは、別パーティに組み込んでいた頃と合わせて90戦ほど使ったが、眠るは自分が覚えている限り4回使った。グライオン対面で2回、ムゲンダイナ対面で1回、ホウオウ対面で1回眠り、全部TODか相手の降参で勝った。
ほぼ全試合選出し、初手に出して3タテすることも時折あった。たくさん活躍してくれた。
ディンルー@とつげきチョッキ
性格:いじっぱり
テラス:フェアリー
231(4)-178(252+)-146(4)-*-130(236)-67(12)
技構成:地震、カタストロフィ、ヘビーボンバー、テラバースト
ADベースのチョッキディンルー。ミラー意識でSに12振った。
主にミライドン軸や黒バド軸に対して選出する。悪技を撃ちたい黒バドには大体テラスを切られるので、じごくづきは不要だと思う。
ヘイラッシャ@たべのこし
性格:わんぱく
テラス:フェアリー
257(252)-120-183(252+)-*-86(4)-55
技構成:ヘビーボンバー、地割れ、守る、眠る
相手の物理ポケモンに対するクッション役。持ち物はゴツメでも良いと思う。
コライドン軸やザシアン軸に対しては基本選出し、ミライドン軸や黒バド軸に対してもディンルーとセットで連れて行くことは普通にあった。
技構成も色々選べるポケモンだが、ハバタクカミへの引きを許さず、フェアリーテラスを切った黒バドにも良いダメージが入るヘビボンは欲しいと思った。天然のおかげで黒バトのC上昇も無視できるので、スカーフバドレックスのアスビを一発耐えて、返しのヘビボンで勝った試合もあった。
守ると眠るは、対コライドンやTODの観点で採用した。地割れは適当に撃つと弱いが、場面を選んで撃てばやはり強いため採用。ただ、相手を削る手段がヘビボンのみで不便に感じることもあったので、普通の攻撃技を入れたほうが良いかもしれない。
パオジアン@こだわり鉢巻
性格:いじっぱり
テラス:こおり
155-189(252+)-106(44)-*-85-182(212)
技構成:氷柱、不意打ち、聖剣、氷の礫
裏エース。
とか言いつつルナアーラと同じくらい信用していた。テラス氷柱の破壊力は凄まじく、H振りのホウオウも確定一発。
調整は過去に使っていた、最速ジャローダ抜き、かつカイリューのテラス鉢巻しんそく確定耐え。悪技よりも氷技を押したい場面の方が多いと思い、氷テラスで採用した。
ミライドンと初手で対面した際に、ミライドンがパオより早い場合、相手はテラスせずに蜻蛉 or ボルチェンを選択してくるため、テラス礫で1ターンキルする動きを取っていた。大体裏にパオに強いポケモンがいるので、そのケアはできるように選出する必要がある。
エアームド@隠密マント
性格:わんぱく
テラス:水
172(252)-101(4)-211(252+)-*-90-90
技構成:アイアンヘッド、撒菱、吹き飛ばし、羽休め
グライオン入りや受け寄りの構築に対する自慢の枠。誰も使ってないけど結構強いと思う。
チョッキディンルーとステロ撒菱ディンルーを両採用しているような気持ちになれ、お得感がある。テラスはホウオウの前で切りたい場面があると予想して水にしたが、一度も切ってない。
設置技+吹き飛ばし+高速回復技を実現できる優秀なポケモンで、なによりグライオンを自由にさせない性能がある。挑発されてもアイアンヘッドで抗うことができ、グライオン側もすることがないので、タイミングを測って裏のアタッカーを着地しにいける(身代わりを壊すには2回殴る必要がある)。ヘイラッシャやディンルーを詰ませたこともあった。
設置技はステロも覚えるが、ホウオウやルギアは大体ブーツを履いているし、カイリューはマルスケがあっても、シャドーレイや氷柱で大ダメージを与えられるので撒菱を選んだ。
カイリュー@いかさまダイス
性格:いじっぱり
テラス:鋼
171(36)-204(252+)-116(4)-*-121(4)-127(212)
普通のスケショカイリュー。
Sは最速にしても+1で黒バドレックスを抜けないので、+1で準速135族を抜けるラインに留め、いじっぱりの火力特化にした。
相手を雑に削りながらSを上げられるのは普通に強く、無難に働いてくれた。グライオンにテラスを絡めて割と強く出ることができる点も良い。
選出率は低めだったが、3タテしてくれることもあり、なんやかんや強かった。
選出パターン
固定化したパターンは存在しないが、基本的にはまずルナアーラを出せるかどうか考え、その上でパオジアン、カイリュー、ディンルー、ヘイラッシャの中から2体を選択するような思考で選んでいた。実際ルナアーラは、ほぼ全試合選出した。
エアームドは、グライオン入りや受け系統のパーティを見たときに選出を検討する。
各伝説への対応としては、ルナアーラの選出を中心に、
- ミライドン、黒バド、テラパゴスには、ディンルーの選出を優先的に考える
- コライドン、ザシアンには、ヘイラッシャの選出を優先的に考える
- ホウオウはパオジアンで崩すこと考える
- カイオーガはカイリューを選出に絡めてなんとかする(オーガ軸は相手するのが辛かった)
- ルギアやムゲンダイナは始めからTODを視野に入れる
- その他は臨機応変に
というイメージ。初手出しはルナアーラとパオジアンが多め。
伝説環境は相手の動きを読みやすいので、釣り交換や、交換読み交換を読んだ居座りなど、強気なプレイングをたくさん通した。
苦手なポケモン
終わりに
構築は非常に強かったので、今はレート2000で辞めたのを少し後悔してますが、とりあえず結果を残せて良かったです。
また対戦に取り組んだシーズンに記事を書きたいと思うので、結果を残せるよう頑張ります!
ルナアーラはいろんな型を開拓できそうなので、今後さらに別の型も使ってみたいなと思ってます。
読んでいただきありがとうございました。ポケモン用のTwitterアカウントがあるので、フォローいただけると嬉しいです。
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以上
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